こんにちはMaxです。
ベンチャー企業を立ち上げた人はどんな大学を出て、新卒でどんな会社に入ったのか気になりませんか?
てことでちょっとまとめてみました!
ベストベンチャー100をまとめてみた
今回はベストベンチャー100に選ばれた100社の創業者について学歴と新卒で入社した企業についてまとめています
100社の社長をガチでまとめました!ぶっちゃけ結構たいへんでした・・・
それでは比較していきましょう!
出身大学
まず出身学校についてまとめてみました。ここでは出身学校が分かっている方のみを対象にグラフ化しました。
単純にグラフにするとこんな感じになります。
一番多いのが早稲田大学で14%で次いで日本大学で10%となっています。
日本で一番学生が多いのは日本大学で次いで早稲田大学なので妥当といえば妥当と言えます。
国公立/私立の優位はあるか
国公立もしくは私立を出ていることによる優位はあるか調べていきたいと思います。
起業家たちの出身学校の国公立/私立の割合を見ていくと以下のようになります。
起業家の出身学校の国公立/私立の割合
私立の方が3倍ほど多くなりました。
このままだと私立の学生が人数が多いだけという可能性があるので
文科省のデータ教育指標の国際比較」(平成20年版)
を参照しまして国公立と私立の学生の比率をグラフ化したところ下のようになりました。
学生の国公立/私立の割合
なんと起業家の出身学校の国公立/私立の比率とほとんど変わらないことがわかりました。
つまり、これらのデータから起業家は国公立、私立問わず一定の割合で輩出されていることがわかりました。
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偏差値による優位はあるか
次は偏差値による優位はあるか調べていきたいと思います。
実際結構気になるところですよね。
各大学の偏差値を比較しました(経済学部の偏差値を使用。理系単科大学においては経営工学がある学部があるの偏差値を使用)
偏差値の数値はベネッセマナビジョンを使用させていただきました
今回は国公立大学はサンプルが少ないため私立大学のみで考えました。
以下が出身学校数と偏差値との相関です。
高偏差値帯は早稲田大学と慶応大学によるものです。
こうしてみると偏差値は基準が50ですのでこのデータからは起業し、成功しているのは高学歴の方が多い、といったことになります。
しかしながら、強烈な傾向があるというわけではないですし、偏差値50−60付近がボリュームゾーンであることから出身大学の偏差値には若干の傾向がある程度であると思われます。
新卒で入社した会社
ここではいわゆる新卒で入社した会社について考察していきます。
ファーストキャリアをどう選択したのか気になるところです!
以下が学校を卒業した後の進路です。(ここでは大手企業以外はベンチャー企業に含みました)
学校卒業にすぐ起業した方は約10%と少数派であることがわかります。
大手企業とベンチャー企業に就職した方は同率となっています。
これらから、新卒で入社する会社の規模は起業するにあたってそれほど相関はなさそうです。
関連リンク>>>理系大学院卒なのに新卒でベンチャーに入る話
傾向
これまでの情報をまとめてみるとベストベンチャーに選ばれた企業の創業者の来歴から以下のような考察ができそうです。
- 大学の偏差値は大きくは関係ない
- 起業家は国公立、私立問わず一定の割合で輩出されている
- 卒業と同時に企業している人は比較的少ない
- 新卒で入社する会社の規模はそれほど関係ない
まとめ
いかがでしたでしょうか。
これから起業を目指している人や、視野に入れている人の参考になると思います。
自分のいままでの学歴や社歴は変えることはできませんが、これからの自分の行動は変えることができるはずです。
この記事で何か得られるものがあったら幸いです!