就活生にとってWEBテストは乗り越えるべき最初の壁です。
ここでつまづいては、この先の面接に進めませんし、なにより説明会や企業研究に費やした時間が無駄になってしまいます。
何度も何度もWEBテストをやっていくうちに
手応えなかったなぁ・・・
WEBテストで落ちまくってるしどうしよう・・・
と段々追い詰められてついには、「友達とやろう!」とか「WEBテストの答えがあるらしいからそれでやればいいや!」と考えてしまうようになってしまいます。
しかし!!!それ不正ですよ!!!
もしバレたらどうなるか知ってますか?
後ろめたい気持ちになりませんか?
しかもそれでもし内定をもらったとしても最悪内定取り消しされる可能性もあるんですよ。
目次
替え玉や答えを見て受験するのはダメ!
WEBテストを受験する際に「必ず1人で行うこと」という文章が書かれています。
不正があった場合には受験している企業へ連絡が行くようになっています。
不正がばれたらその企業への入社の道が絶たれてしまいます。
しかしながら、不正がばれることはほとんどないのも事実です。
WEBテストを受けている段階では1人だろうが複数だろうが、答えを見てやっていようが、不正の判別のしようがありません。
自分の倫理観に照らし合わせて考えてみてください。
よくある不正の例として以下が挙げられます。
- エクセルで答えを調べる
- 友達といっしょに受験する
- 替え玉受験する
それぞれちょっとだけ解説しましょう。
エクセルで答えを調べる
実はWEBテストの答えがエクセルなどでまとめられたものが存在します。
そして驚くべきことに、それはメルカリなどで売っています。
エクセルでまとめられているとはなんぞやといいいますと、WEBテストの問題文を検索するとその答えが表示されるというものです。
こんなものが一体どこから出てきたのかというと
先人たちがWEBテストの結果をまとめてくれたんです。
こうしたものでWEBテストの答えを調べながら解答することはれっきとした不正行為です。
友達といっしょに受験する
就活が始まると、大学のパソコンで集まってWEBテストをしている様子がよく見られます。
これもれっきとした不正行為です。
WEBテストを受ける際に「必ず1人で受験すること」という文言が出てきて、それに同意しないと進むことができません。
ということは1人で受験しなければいけないと分かっていながら、複数人で受験している、ということになり、残念ながら不正をしているということになります。
WEBテストはやはり対策しないと難しいものです。
友達や先輩の力を借りたくなるのはとても分かります。しかしながら、WEBテストはあなたの実力を測るものですので、友達と受験するのはダメですよ。
替え玉受験する
替え玉受験とは、自分以外の第三者に受験を代わってもらうというもの。
一般的な受験では、会場にて筆記試験をするので替え玉受験というのは成功しづらいのですが、WEBテストではその人本人かどうかを確認する術がありません。
そのため、友達や先輩にWEBテストを代わりにやってもらうということが容易にできてしまうのです。
分かっているとは思いますがこれも、れっきとした不正行為です。
WEBテスト友達いるか試してる説
都市伝説ですが、WEBテストは友達がいるのか試している(みんなで解くように作られている)という説もまことしやかにささやかれています。
半分冗談みたいなものですが(笑)。
WEBテストは1人で解くには少々きついものです。
時間的にも厳しいですし、得意不得意ありますので得意分野は調子が良くても、それ以外はめっきり解けないなんてことは普通です。
そのため、優秀な友達、数学だけ得意な友達、国語だけ得意な友達なんかを集めればみんなの苦手な分野を埋め合わせることができます。
みんなでPCに向かってWEBテストをしている姿は奇妙ですが、1人でやるよりはおそらく点数が高くなります。
もともと1人ではちょっときついように設定しておいて、友達とやることで合格水準に乗るように設定されている(そんな気がする)
そのため友達がいないとできない=友達をいるか試している
ということになるんですね。あくまでおもしろ話ですよ。
後ろめたい気持ちにならない?
他の学生はWEBテストを自分の力で受けています。
企業の人事の方もそのつもりであなたと接しています。
そう、このなかで不正をして入社、ないし入社しようとしているのはあなただけです。
この状況で後ろめたいと思わない人のほうが少ないのではないのでしょうか。
また、もしバレたらどうしよう・・・なんて怯えている人もいるかと思います。
もうやってしまったことならしょうがないです。もう墓場まで持っていくか、企業に相談するかしかないです。
これからWEBテストで不正をしようとしているあなた。
入社まで怯えながら過ごすんですか?イヤでしょうそんなの。
「みんなやっているから自分も大丈夫!」
そんな甘いこと言ってられないですよ。
企業が新卒採用にかけているお金、時間、人材、全てを踏みにじる行為です。
みんなでやっていたら、発覚した場合、みんな罰せられます。
人間誰しも、良くないとわかっていてやってしまったことは後悔や後ろめたさが残るものです。
良くないとわかっているなら、不正はやめましょう。勉強するしかないです。
その不正、バレまっせ
ぶっちゃけWEBテストを受けている段階では1人だろうが複数だろうが、答えを見てやっていようが、不正の判別のしようがありません。
WEBテストの多くはブラウザで行うのでバックグラウンドでエクセルのファイルを開いていてもわかりません。
まして、画面越しに複数人で解いていることなんて100%わかりません。
じゃあどこで不正がバレる可能性があるのかというと2つバレるポイントがあります。
- 得点箇所がおかしい
- 面接での振る舞いがおかしい
- 内定後、入社後の試験でばれる
得点箇所がおかしい
WEBテストの多くはよく解けている人には難しい問題が、あまり解けていないひとには簡単な問題が出題されます。
それによって回答者の偏差値を算出しているのです。
同じページに表示されていても簡単な問題と難しい問題があります。
不正をしながら解いていると自分では難易度が分からないので、簡単な問題で間違ったと思えば、難しい問題で正解する、なんていう意味不明な解答になってしまいます。
東大生の多くが解けなかった問題が自分で解けていて、全員が応えられていた問題に自分が間違っていたら、どう考えてもおかしいと思うでしょう。
得点箇所がおかしくなってしまうがために不正がばれる、ということは十分に考えられます。
面接での振る舞いがおかしい
もし国語の文章読解の項目で満点に近い得点だったとしましょう。
面接官の期待としては
「難解な文章でも読み解く力があるなら面接でもこちらの意図をくみ取って自分の意見を言ってくれるだろう」
と思うはず。
この期待に応えられれば何の問題もありませんが、もしできなかったら?
面接官の高いハードルを越えられなかったらおそらくその面接は通過できないでしょう。
高得点をめざしたWEBテストによって、逆に自分が窮地に立たされてしまうこともあるんです。
内定後、入社後の試験でばれる
内定後や入社後にもテストがあります。
これは筆記試験のところもあれば、WEBテストのところもあります。
配属や自分の能力を改めて測る目的で実施されるのですが、ここで採用の時のWEBテストの点数と開きがありすぎると、高確率で疑われることになります。
もしあなたがかなりの高得点だったのに、入社が決まったら平均以下の点数しか取れなかったら、「久しぶりに受けたから・・・」なんていういいわけでは済まされません。
そうなってしまった場合、他社の選考が終わった中で内定取り消しを言い渡されたら、あなたの人生計画も台無しになってしまいますよ。
もしバレたらどうなるの?
また、もしその会社に入社した際に内定承諾書を書くことになるのですが、そこには内定期間に行った場合に内定取り消しになる可能性のある事項がかかれています。
その中に
「採用にあたり提出した内容に虚偽があった場合」
と多くの企業は記載しています。
つまりこれはどういうことかと言うと、WEBテストでもESでも、不正が発覚したら企業側は学生の内定を取り消すことができる、という意味です。
どうしてこんな怖い文言を書いているのかというと、やっぱり不正をする学生がいるからです。
これはWEBテストに限った話ではなく、ESの時点でも嘘の記載があったりするとアウトということです。
不正をしていて内定をもらっていたら
不正をしてしまって、そのまま内定までたどりつけた方もいるでしょう。
内定承諾してしまって、他の企業の選考が終わっていたら、もうその企業に入るしかありません。
今の段階で不正をしたことを企業に伝えて、内定取り消しということになってしまったら、来年からの働き口を失ってしまいます。
不正とはいえ、自分の人生には代えられません。
強烈な責任感を持ち合わせていない限り、墓場まで持っていく覚悟でいましょう。
まとめ
ここまでをまとめますと
不正はダメゼッタイ
不正とは主にこの3つね
- エクセルで答えを調べる
- 友達といっしょに受験する
- 替え玉受験する
これらの不正はバレた場合最悪内定取り消しになってしまいます。
楽してしまいたい気持ちも分かりますが、自分の実力で内定をつかみ取りましょう。
WEBテストの落ちる原因と勉強法についてはこちらの記事に書いたので見てみてください