こんにちはまっくす(@gekokujouu)です
今回はマーファンウォーというWEBサービスについてのお話です。
みなさんご存じですか?マーファンウォー。
中国語で書くと「蚂蜂窝」。中国語が全く読めない僕にとっては意味がわかりません。分かるのはハチって漢字が入ってるなってくらいですね。
マーファンウォーは中国最大の旅行口コミサイトで自分の訪れた場所の写真や感想などを投稿できるWEBプラットフォームです。
日本での食べログの旅行版だと思えばわかりやすいのではないでしょうか。ユーザーがアカウントを作り、自分の行った場所や写真を共有できるというサービスです。
目次
マーファンウォーとは
改めて、マーファンウォーは中国最大の旅行口コミサイトです。
蚂蜂窝と書いてマーファンウォーと読みます。英語表記だとMafengwoです。
もちろん中国語で書いています。サイト内を探したのですが、英語版や日本語版はなさそうなので、グーグル翻訳先生に頼ってどんなことがかいてあるのか見てみます。
かなり読めるようになりました。それにしても左下のキャラクターが中国っぽい
アプリ版とWEB版があります。アプリ版はこちらから。
WEB版はこちら>>>蚂蜂窝
マーファンウォーの登録者数がえげつない
中国のこの手のメディアは登録者数もえげつないです
登録ユーザー数1億人
月間UU(ユニークユーザー数)8千万人
口コミ数2100万
スマホ版アプリのDAU400万ユーザー
(2018年11月時点)
ほかにもこれらの豊富なアクティブユーザー数を利用して、旅行ガイドブック、航空券やホテルの予約サービスなどを展開しているようです。
ちなみにぴんと来ない方のためにどれくらいすごいのかを日本のメディアと比較してみると、日本最大級の「楽天トラベル」では月間UU(訪れたユーザー数)が1000万人です。
ただしちょっとだけデータが古いので注意
母数が違うとはいえさすがにでかい。中国語を話す人は東アジアを中心に世界中にたくさんいるのでこの手の旅行口コミサイトはグロースしやすいのかもしれませんね。
日本も登録されている
もちろんですが日本も登録されています
こんな感じで日本らしい写真とともに簡単に紹介されています
ちょっと面白いものを見つけました
以下は蚂蜂窝の日本の紹介の一部分
アニメ「ドラゴンボール」から「フェアリーテイル」までの第二要素文化は、日本のアニメが成長するのを見ている人たちがここに所属しているという感覚を感じることができます。 。日本のテレビファンは、ここで古典的なシーンを見る場所を見つけることができます。
ドラゴンボールは分かるけどそれに並んでフェアリーテイルって(笑)
中国で人気なんかなフェアリーテイル
でもドラゴンボールにしろフェアリーテイルにしろ日本に来て”古典的なシーンを見る場所”は見つけられないんじゃ・・・もっと日常系のアニメをチョイスしようぜマーファンウォー
おすすめの旅行コースも選んでくれる
旅行者へのおすすめコースも載っていて実際にいってみてよかったところや微妙だったところ等も載っています。
下の画像のコースは8日間で東京京都奈良を巡るコースです。
もうここまでくると中国語も翻訳なしで読めるようになってきました()
尖閣諸島や南沙諸島はどこの国の領土として登録されているのか
魔が差したのでいろいろ国際問題になっている尖閣諸島や南沙諸島は中国メディアはどう区分するのか調べてみました。
結論から言うと尖閣諸島も南沙諸島も登録されていませんでした。(たぶん)
尖閣諸島はまだしも、国別で登録されているからなのか太平洋の区分のところでは南沙諸島(Spratly Islands)は発見できず。
これに関しては”旅行者が登録するシステム”なので行ったことのない or 行ったけど書かれていない島(諸島)は登録されないんじゃないかなと思います。
ちょっと前は中国が建造していた人工島が問題になりましたが、そこに誰かが行って記事を作ればそこはどこの国の領土として登録されるんでしょうか。(そもそも一般人が入れるのかわかりませんが)
もし僕がメディアの運営者だったらめっちゃ困りますね。だってどの国の領土にしても国際問題になりますから。
とまぁこの辺で領土の話はやめておきましょう。
まとめ
マーファンウォーすごいですね。
結構見る感じコミュニティーも発達しているようなので中国に友達がいる方や、中国人に情報を発信したい人なんかは積極的に使ってみるといいんじゃないかなと思います。
逆に日本語版作られて、日本に入ってきたら日本の旅行サービス大ダメージですよ。
情報の量がとんでもない上に増え方も加速度的に伸びているので脅威ですね。日本なんていう小さいマーケット狙ってないのかもしれませんが・・・
ということでマーファンウォーの紹介でした。気になる方は使ってみてください→マーファンウォー