就活における履歴書のウェイトはとても大きいです。
希望する企業に内定を頂くためには、履歴書(エントリーシート)を提出してまずは履歴書のみでの選考を通過しなければいけません。
その際に、所有している資格やTOEICの点数などを記載する部分を見られる場合があります。
それはその人の力量や努力を見るために当然のことであるといえます。
特にTOEICはその人の英語力が点数として反映されるので、英語を使用する企業や外資系企業では重要視されるといわれています。
友達同士で話していても
「この点数じゃ履歴書に書けないよ~」
とか
「700点はないと使えないよね~」
なんていう話題、よくありますよね
特に600点台のあなた!履歴書に書くか悩んでいませんか?
悩みますよね・・・だって微妙な点数だもん(笑)
ちなみに僕は、、
僕はTOEIC600点台でも履歴書に書きました!
その結果、書類審査を通過できたのか、内定を取れたのか、書いていこうと思います。
目次
TOEICってみんなどのくらいなの?
僕は上記した通り600点台なのですが、はたしてみんなはどれくらいの点数を取っているのでしょうか。
TOEIC公式より2018年6月の平均点は、
リスニング 319.8点
リーディング 259.0点
合計 578.8点
らしいです。
リスニングの点数のほうが高いんですね。
TOEICの点数と能力の相関はだいたい以下の通りです
400点台で最低限のコミュニケーションをとることが可能なレベル
500点台で簡単な日常会話ができるレベル ←平均点!!
600点台で日常会話ができるレベル
700点台で英語で会議の案内や社内文書が読めるレベル
800点台でビジネスシーンで英語が問題なく使えるレベル
900点台でネイティブスピーカーに近いレベル
だといわれています。
ちなみに、大学ごとの平均点数はこちらにまとめられているサイトがありましたので興味があったら見てみてください。
みなさんの点数はTOEICの平均点に届いていましたか?
平均点意外と高くないですか?(焦)
中学校から大学まで英語を使ってきたはずなのに・・・
企業はどのくらいのレベルを求めている?
さて企業はどれくらいのレベルを求めているのでしょうか。
有名企業の求めるTOEICの点数を見てみましょう!
ちなみに以下の点数は入社時に求められる点数です。
企業 | 点数 |
楽天 | 800点 |
日産 | 730点 |
アビームコンサルティング | 730点 |
ユニリーバ | 720点 |
ANA | 600点 |
どの企業も有名企業ですが、やはり高得点を求められるようですね。
特に楽天は社内公用語が英語であるということが有名です。
そのため入社時点でもかなり高い水準での英語能力が求められます。
他の企業もグローバル展開している企業の多くはTOEICでの入社基準があったり昇進で必要な点数に規定があるようです。
TOEIC600点台でも履歴書に書いたZE
ここからは僕の話になります。
TOEICの平均点は580点ほど
さらに、企業が求めている点数はおおむね700点前後
ではここで問題が。。。
TOEIC600点台は履歴書に書くべき?
500点台だったらちょっと書けないかな・・・
700点台なら問題なく書けそう。
しかし、600点台となると途端に微妙になってしまいます・・・
多くの就活サイトでもTOEIC600点台は書く派と書かない派に分かれていて、僕も履歴書を作成するときにはとても悩みました。
悩んだ挙句、僕はTOEIC600点台でも履歴書に点数を書くことにしました。
TOEICの点数を書いた理由
TOEICの点数を書いたのにはいくつか理由があるのですが1番の理由が
他に保有資格の欄に書くことがなかった!
悲しい・・・
エントリーシートや履歴書には保有資格の欄がたっぷり用意されているのですが僕が持っている資格は自動車免許くらい
あまりにも寂しいためTOEICの点数も書くことにしました。
書類審査&内定にTOEICの点数が関係してる?
バカ正直にTOEICの点数を書いた僕ですが、書類審査や内定はどうなったのでしょうか。
結論から言うと、10社ほどを受け、書類審査で落ちた企業は1社、内定は複数社から頂くことができました。
しかも英語、とくにTOEICの点数に聞かれたことは1度もありませんでした。
これは、「僕は英語ができます!海外に行かせてください!」
というような働き方を望んでいたわけではない&言い方はしていなかったためだと思います。
もし、自分の選考が英文学などだったり海外で働きたい!という方でしたら、英語力について言及されるはずですのでTOEICの点数をしっかりとっておいたほうがいいと思います。
TOEICの点数は低くても、他にセールスポイントがあったり自分のしたい仕事が語学力をあまり必要としなければ書いても問題ない!
と考えられます。
TOEICの点数は600点台なら書いたほうがいい!しかし例外も!
上記したようにTOEICの点数は600点台ならば基本的には書いたほうがいいかと思います。
なぜならそこまで英語力を気にされなかったから。
これは人にもよるので何とも言えませんが、あくまで目安の一部としか見ていないようでした。
そりゃあ900点もあればそっちの方がいいですが、そんなに点数がなくても600点台なら書いちゃいましょう。
しかし以下の例外を除きます!
- 企業によって入社の基準がある
- 海外志向、語学関係の専攻
入社時点で明確なTOEICの点数を示されている場合、現時点で点数が足りていないならもしかしたらマイナスの評価を受けるかもしれません。
内定をもらった場合、入社までに規定のTOEICの点数を取れるように自分のポテンシャルややる気をアピールする必要があります。
また、海外志向の強い学生や語学関係を専攻している学生はTOEICが高くないと論拠が弱くなってしまいます。
簡単にいうと
「就活のときだけいい感じのこと言おうとしてるんじゃないのかな?」
というように受け取られかねません。
しっかりと対策をしてTOEICの点数を取っておきましょう!
TOEICの点数のウソの申告はダメ!
TOEICの点数が低いからといってウソの点数の申告はダメですよ!
内定をもらった後にスコアの認定証の提出を求められ、そこでウソの申告していたことがバレれば、最悪の場合内定取り消しになってしまいます。
また、入社後や内定後にTOEICの受験を義務付けている企業も多いです。
そこで申告した点数と大きな隔たりがあると本当に取ったのかと疑わてしまいます。
入社後のトラブル回避のためにウソの申告はやめましょう!!
最後に:TOEICはしっかり対策しておこう
TOEICの点数はどこの企業を受けるにしても履歴書に記載できる便利な資格です。
TOEICが高いと英語力だけでなく、努力ができる人物だと認識してくれます。
あるに越したことはないので、本格的に就活が始まる春までにしっかり対策して、点数を取っておきましょう!